パソコンで入力する時は、仕事であっても遊びであっても、速く文字を打てた方がいいですよね。
特に仕事ともなれば、入力が速くできれば効率的に作業が進むので、工夫したり練習しておくといいです。
タイピングが早いというスキルは財産になる
私は、電卓を打つのとタイピングが超早いのだけど、仕事をする上でこのスキルは財産となっています。電卓は、PCなんてない時代に経理課でひたすら1日叩いて計算していましたし、タイピングはSOHO時代に叩きこまれました。
手元はほぼ見ません。英字が苦手なので、英字だけ打つ時はチラッとみちゃうけど、たいていは画面だけをみて入力します。
手元を見ながら入力すると、どうしても目の動きが激しくなりますし、画面を見る回数が減ります。だから、誤字脱字があっても見逃してしまうことが増えてしまいますね。
でも、画面を随時見て入力すれば、常に自分が書いた文字を読んでいるかのように画面を見ていますから、すぐ誤字脱字に気づけるようになります。また、入力が早くなるとその分時間に余裕ができますから、見直す時間もより取ることができますね。
自分の財産となりますし、練習すれば誰でも速くなれますから、練習してみましょう。
タイピングの上達の秘訣は、手元を見ないこととあおられること
早く入力できる人は、それぞれのコツがあるのでしょうが、私が速くなった理由は2つ。
- 練習中は手元は絶対に見ない
- 何かにあおられる状況で入力する(時間や人など)
経験上、私が上達したのはこの2つを実践したからでした。
PC教室の講師をしていた時も、シニア世代の方は自由にしてもらいましたが、若い人や仕事で使う人には徹底的にこの2つを言っていました。
シニア世代の方は、楽しむことが一番の目的なので、速く打てなくてもいいんです。
誤字脱字が多くても、直せばいい話しだし。下手にやらなくちゃいけない!大変!という事が多いと、楽しさが半減しちゃいます。
でも、若い人や仕事でPCを使う人は別です。必ずこのスキルを身につけておけば自分のためになるので、そのために今しんどいのぐらい我慢したらって感じ。何倍もあとからラッキーがくるんですから。
入力をする時は絶対に手元は見ない!間違えたら、正しい位置を指で探す。
最初はさんざんな結果になるけれど、探しながら位置を覚えていきますし、手元を見ないのが当たり前という感覚になっていきます。それに、少しずつ位置がわかるキーが増えると嬉しいんですよね♪
そして、あおられる状況にするというのは、早く打たないとヤバイという状況で入力すること。
私の場合は、SOHO時代に委託契約している会社の社長や先輩たちとチャットで交流したり、打ち合わせをしていて早くなりました。もたもた入力していると、話題はどんどん次に進んじゃう!
名指しで声をかけられているのに、返事を書いているうちに「あれ?いない?落ちちゃった?」とか言われるんですよ。
必死についていかなくちゃと打っているうちに、速くなっていました。
のんびり練習をしていると、位置を覚えるだけならいいのだけど、いつまでたってもスピードはアップしません。時間制限があるから速く打たなくちゃ!とか、人を待たせちゃうから速く!という状況で毎日練習すると、自然とスピードがアップしてきます。
じゃぁ、タイピングソフトなどで練習すればいいのね!って思いがちだけど、必ず速くなるとは言い切れません。時間内に目標文字数が入力できなくて、あ~悔しい~と思えるか、落ち込むぐらいの感覚になれるなら、ソフトも効果的です。
でも、結果に慣れてしまって、練習しているという状況に満足しているようでは、ただの自己満足でなかなか速くなりません。
毎回誰かに結果を報告するとか、ブログに書くなど、前の結果より遅いわけにはいかないじゃん!という状況を作り出すといいと思いますよ。
タイピング練習におすすめの無料サイトと練習方法
タイピングの練習をするなら、私はこのふたつのサイトがおすすめ。
P検無料タイピング http://www.pken.com/tool/typing.html
まずは、P検サイトのホームポジションで練習して、そのあとにお好みのジャンルで練習するといいですね。P検を受ける人なら、モラル・パソコン用語でタイピングの練習をしながら、用語も覚えちゃいましょう。
ソーシャル対応なので、ツイッターやFacebookに結果報告しながらやるのもいいかも。
あとは、タイピング練習といえば超有名なのがここ
e-typing http://www.e-typing.ne.jp/
楽しみながら練習ができます。
なかなか時間がなくて練習ができないの~という方は、エアータイピングも結構いいですよ。
エアーですから、指だけ動かす方法。
私は、テレビを見ながらやっていました。
CMで出てきた文字や、タレントが発した言葉を、ひざの上に雑誌や枕などを置いて、見ながら打つマネをするんです。そうすると、スルッと打てる文字と、キーの位置が全然想像できない文字があって、苦手部分がまるわかりです。
キーボードがあると、いくら手元が見えなくても指にキーがあたるからなんとなく感覚で打てば画面に文字が出るでしょ?エアーだと正しいのかもわからないし、位置も適当になります。だから、PCを起動した時にキーボードを見て、やっとあ~ここか~とか思う(笑)
でも、それが以外と役立ちました。お試しあれ♪
作業の効率があがれば、速く打てなくてもいいという場合
仕事の効率はあげたいけれど、別に速く入力できなくてもいいという方は、工夫をしてみましょう。
例えば、日本語入力システムを変えてみるのもひとつの方法。Google日本語入力だと、変換候補数も多いし予測変換もできるので、速く文字を打つことができます。
Google日本語入力の記事はこちら
あとは、単語登録を上手に利用しましょう。
どの日本語入力システムでも、単語登録できるようになっています。普段よく使う文字を登録しておくだけで、少しの文字入力で長い文章を打てるので、ぐっとスピードアップします。
たとえば、私の場合は、「よろ」と打てば、「よろしくお願いいたします。」と出ますし、「おせ」と打てば、「お世話になっております。」と出ます。
入力すべき文字数が少なくすめばスピードアップになるため、積極的に登録しておきましょう。